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2017年7月13日木曜日

やるきだけは充分!

只今、日数限定で夜間に行なわれる「宝石研磨」の講座に通っています。

学生の時にも宝石を研磨する授業を受けていたことと、宝石の研磨の授業が大好きだったので、、、。
今回の講座の参加者の中では宝石研磨経験者だったため、少しステップアップしたカリキュラムをさせて頂いてます(嬉)

働くようになって、改めて宝石研磨の講座(授業)を習うと、学生の時とはまた違った視点や、考え方を持つので、当時よりもより真剣に取り組んでいる自分がいることに気がつきました。

今回宝石研磨の講師をされる先生は、先日「黄綬褒章」をお受けになられた清水幸雄先生!!
180面体のカットを機械を使わずに手の指先の感覚でけでビシッと作ってしまう神の手の持ち主なんです!!!

清水先生は最初に宝石研磨のデモストレーションを見せてくださいました。
宝石を鉄製の「研磨板」に押し当てたときに石と鉄が擦れ合い削れる何とも言えない音。
そして石が削れた時の独特な「匂い」がとても懐かしく、学生の頃の記憶がよみがえりました。

さて、限られた時間の中での集中講座!
余韻に浸っている時間はありません!
さっそく研磨に取り掛かります!

今回私は、基本からだいぶ外れて~、
いきなり難易度の高い「リカット」をリクエスト!
超初心者ではないといっても、、、、
だいぶ無茶振りをしてしまったのですが、。、。
トライさせて頂けました♪

本来「リカット」は石の事を熟知した熟練した職人さんがする仕事です。
もちろんその事は重々承知なのですが、図々しいリクエストと思いつつ、どうしても「リカット」を自分でしてみたかったのです。。。

「リカット」は既存のカット石をカットし直す加工です。

石の価値は"大きさ(重さ)”も重要な要素なので、既存の石の大きさ(重さ)をなるべく減らさないようにカットしなおさなければいけません。。。
そしてリカットは、石の美しさを最大限に生かさなければ意味が無いので、石の特徴を観察する目を持っていないと、逆に大きなミスを犯してしまう可能性をはらんでいるのです。。。。

今回は、自前の石でリカット。
























「ファセッター」という工具に取り付けます。
このファセッターの取り付けるまでの工程が実はとっても重要。
これが上手くいくかいかないかでは仕上がりに大きな差が出てしまうそうです!!!

結構な時間をかけて、取り付け完了!
久ぶりの宝石研磨始まります!!

でもこの続きは~
また次回!!


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